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『軍鶏』(しゃも)は、橋本以蔵原作・たなか亜希夫画による日本の格闘漫画作品。 2008年にショーン・ユー、魔裟斗主演で映画化された。 == 概要 == 普通の競技漫画とは趣が異なっており、自己修養やスポーツマンシップなどの近代体育的な価値観ではなく格闘の負の側面である暴力の手段としての要素や、90年代以降激変した日本社会の闇、人間心理の暗黒面を大きく取り上げているのが特徴。 最初は双葉社の『漫画アクション』に連載されていたが、同誌の休刊(リニューアル)に伴い『イブニング』に移籍した。なお単行本19巻以前が『アクション』掲載分、20巻以降が『イブニング』掲載分である。移籍に伴う諸事情により『アクション』掲載時終盤の数話は単行本として発行されることなくお蔵入りとなっていたが完全版発売の際に収録された。 2008年1月を境に、『イブニング』誌での連載が原因不明のまま休止していたが、後に作画担当のたなかが原作者の橋本を相手取り、著作権者がたなかであることの確認や単行本の著作権料を請求したためであることが明らかとなった〔漫画家と原作者が泥仕合 人気漫画「軍鶏」休載の舞台裏 産経新聞社 2008年6月28日配信〕〔人気マンガ「軍鶏」の休載理由が明らかに、著作権めぐり訴訟問題。 Narinari.com 2008年6月28日〕。当時の報道によれば、たなか側は「橋本は連載当初に大ざっぱなあらすじが書かれた原稿しか出しておらず、ストーリーやキャラクター設定、せりふなどすべて自分が行った」「軍鶏は自分が単独で創作した作品」と主張している(橋本側は弁護士に任せているとして、ノーコメント)。 たなかの公式サイトにあるブログ「すまねぇ…」には成嶋亮の人形の写真があり、 「久し振りだな、みんな。ナルシマ リョウだ。しばらく姿を見せてなかったが別に死んだわけじゃねぇ。ちょっとワケありでな。必ず戻って来るからな、待っとけよ。誰もオレを殺せやしねえ。」とコメントされていた〔すまねぇ…。 TANAKA AKIO WORKS BLOG 2007年12月26日〕。 2011年7月より、完全版のコミックが発売。7月26日に発売された『イブニング』2011年16号より裁判が解決したとして連載が再開。10月21日に発売された26巻からは「原作 橋本以蔵」のクレジットが外されている。2015年1月13日発売の同誌2015年3号掲載分が最終回となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「軍鶏 (漫画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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